攪拌は液体の乳化や固体粒子が液体中に分散する作用を助け、温度や濃度を一定にする効果があります。さらに液体の攪拌は物質が溶解や化学反応の時間を早める効果もあります。攪拌作業は学校、大学、バイオテクノロジー、化学、製薬、食品などの分野で行われています。化学製品を扱うところなら何処でも攪拌作業は必要になります。

シェイカー（振揺機）は容器中の液体を混合、攪拌するための機械です。　シェイカーは一つまたは複数の容器を同時に攪拌することができ、インキュベーターとの組み合わせでは同時に温度の制御も可能です。シェイカーは主に医療試験をはじめ、バイオテクノロジー、生化学、微生物学、細菌学、ウイルス学、血液学、および凝固生理学の分野で使用されています。

ビチューメン(アスファルト)は、環境へのデメリットなく、製造や処理、使用ができる天然製品です。 ビチューメンは熱粘性(熱の影響で成形可能になる)のいろんな有機物の混合物で一般にバインダーとして使用されます。 ビチューメンは150～200℃の温度でさらさらの液体になりますので、他の材料との混合が可能になります。 私たちの生活の品質の保存及び改善に不可欠な製品が作られます。 : 街路、路面、滑走路、建築、ルーフシーリング、アスファルトビル保護材等々

・キーパッド採用で、抜群の操作性
・タイマー表示が正確で、再現性が高い実験に
・C/Tボタンで、秒読み、タイマー切り替え

乾式粉砕は精密さを要する分析分野では不可欠な作業です。またサンプルの均一性や要求された細かさを得るためには粉砕工程が最も重要なプロセスになります。

温度調節は試料を設定された温度にするために熱供給を制御することです。サーモスタットやヒーティングバスもしくは攪拌機能付ヒーティングバスが例として挙げれます。

蒸留は様々な物質の混合物を一度蒸発させ、後で再び凝縮させることで、沸点の異なる成分を分離・濃縮する操作です。蒸留する物質によって沸点が異なるため、試料によって条件を変える必要性があります。初めにフラスコ内の試料を加熱し沸点に達するようにします。蒸発した試料は冷却蛇管（クーラー）を通り蒸気は蛇管で冷やされ液化し別のフラスコ内に集められます。

・より良い画像品質と簡単なナビゲーションのTFTディスプレー
・ワイヤレスコントローラー（WiCo）本体から脱着できるリモコンにより簡単に遠隔操作ができます
・より長い製品寿命、より少ないメンテナンス、より高い効率のためのブラシレスECモーター
・labworldsoft®ソフトウェアを使用してレオロジー変化とその他のパラメーターをコントロール
および記録し、ファームウェアをアップデートするための USBインターフェース

化学研究や分析分野において、機器の制御や実験結果の記録は常に最も重要な事柄だといえます。 しかし今日、実験結果の精密性や明確性に対する要求は増すばかりです。また様々な分析や実験目的に対する要因や再現性、制御性、またははオートメーション化はこれからさらに重要性を増すことでしょう。
それゆえ今日では以前使われていたような記録機などよりもPCやノートパソコンが使用され、ソフトウェアが完全に機器を制御し、実験結果を記録することができます。このように技術的な有効性はISO9000の基準が示すように仕様、規範、高品質が常に要求されます。

熱量測定は生物学、化学や物理学にリンクし発熱反応や吸熱反応など物質の持つ熱量を測定することです。
IKA社の燃焼式カロリーメーターは3つの測定方式に対応しています：アディアバティック、イソペリボリックもしくはダブルドライが選択できます。

乳化は、混ざり合いにくい2種類の液を混合するプロセスです。 乳化の目的はできるだけ小さな液滴で不連続相を分散することです。 ローター/ステーター装置は特に乳化タスクに良く適しています。 ミキシングヘッドでのハイシェアー及び拡大した力の組み合わせが非常に細かい液滴を可能にします。 高い乱流もローター/ステーター装置が新しくできた表面に素早く乳化剤分子を運ぶことに貢献します。

IKAインライン装置による安全で効率の良い湿式粉砕は、乾式粉砕の代替方式です。

混合は、人類の歴史上最も古いプロセスです。混合することにより、材料に活用できる特性を与えます。ほとんどの食品、衛生用品や治療薬は混合プロセスで得られたものです。以前は、材料が混合し難い場合や、混合物が安定しない、または安定性が悪い場合がありました。100年の間に新しい混合技術が開発され、IKAでは困難な混合要求に対して模範的な結果を提供できるようになりました。

MHD 2000混合装置は大量生産のアプリケーションに適しています。液体と固体（粉体、または顆粒）は連続的にダストフリーで混合されます。混合される製品は連続比例投入され、プレミックスされた後分散が行われ、最終製品が出来上がります。定量供給のための装置が必要になりますが、タンク容量は非常に小さくて済みます。また、他の高価な大型混合装置を追加して使用する必要がありません。さらに、MHDは生産ラインにフレキシブルに対応し、また品質の安定した製品を提供します。

撹拌では、混ぜることができる液体の均質化及び液体への固形粒子の混ぜ込みができます。 撹拌により、温度や濃度の違いをより効果的にバランスさせることができます。 更に、液体の撹拌が、溶解プロセスを加速させたり、化学反応を増加させたりします。 撹拌は、医薬、食品、バイオテクノロジーなどの分野、及びすべての化学薬品の処理や製造の場面で使用されています。

・旋回振とう方式
・多種多様なアタッチメント
・連続運転とタッチスタート運転をチョイスしていただけます

ULTRA-TURRAX®（ウルトラタラックス）は、その品質及び信頼性により長い間高い評価を得ています。あらゆるエマルジョン、サスペンション、及びリボゾームの生産に使用されています。
更に、いろいろなジェネレーター（ローター+ステーター）のタイプがございますので、所定の処理に合わせて選定することが可能です。
また、シールタイプも製品特性及び処理条件に最適なものを選定することにより、各種圧力（真空から16 bar）や温度（max. 約160℃）条件での処理が可能です。

マクロエマルジョンとより細かなサスペンション液の生産用3段階の高せん断分散装置。直列に並んだ3つのジェネレータ（ロータ＋ステータ）によって狭い粒度分布、細かい乳化液粒と粒子サイズを保証し、長期間安定した混合物を生成します。ジェネレータは容易に交換可能で、アプリケーションに応じて適切なロータ、ステータを組合わせることができます。
装置は全てのサイズにおいて同じ周速度、せん断力で作動するためスケールアップが正確に行われます。ドライブと温度、圧力、粘度などのプロセスパラメータはウルトラタラックスと同等です。CIP/SIPに対応したサニタリー仕様も可能で、これは特に食品、医薬品の製造に有用です。

labworldsoft® は実験室の作業を最適にします。
最大64台までの機器がPCを通して制御可能になります。そのため、実験室でのテストや処理作業のオートメーション化が可能です。
IKA® 社製品だけでなく他社の製品もつなぐことが可能です。

IKA® magic LAB® は生産機と同じ機械レイアウト、ツールデザインの採用によりスケールアップのためのプロセスパラメーターを容易に取得できるR&Dマシンです。
インライン方式採用により短時間で粒度の整ったエマルジョンやスラリーの製造が可能です。
また分散モジュールの取替えにより一台で分散、乳化、湿式粉砕、固液混合など幅広いプロセスに対応できます。