製品詳細

IKAジャパン株式会社

パイロットプラント magic LAB

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混合装置 分散装置

モジュラープロセスシステム
広範囲のアプリケーションに適応

IKA® magic LAB® は生産機と同じ機械レイアウト、ツールデザインの採用によりスケールアップのためのプロセスパラメーターを容易に取得できるR&Dマシンです。
インライン方式採用により短時間で粒度の整ったエマルジョンやスラリーの製造が可能です。
また分散モジュールの取替えにより一台で分散、乳化、湿式粉砕、固液混合など幅広いプロセスに対応できます。

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IKAジャパン株式会社

【所在地】〒577-0808大阪府東大阪市横沼町3-5-8

【電話番号】06-6730-6781 【FAX番号】06-6730-6782

【URL】http://www.ika.com

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モジュール方式 卓上インラインホモジナイザー


magic LAB® はユニークで多機能な小スケールラボ機器です。 混合、分散、湿式粉砕及び個液混合用にデザインされています。 magic LAB® は新製品開発または既存プロセスの最適化に、特に化学品、化粧品、医薬品及び食品に最も多く使用されています。 連続、循環及びバッチプロセスに理想的な、モジュール方式の装置です。 magic LAB® の多くのパラメーターは IKA 2000インライン生産装置: UTL, DR, CMS, MHD, MK 及び MKOと同じです。 そのためmagic LAB® は開発段階から生産まで同じ方法で行えるので信頼できるスケールアップが可能です。

基本装置はシングルステージ分散モジュール ULTRA-TURRAX® UTLが組み込まれています。バッチアプリケーションに最適で、粗分散から微分散まで対応できます。従来の撹拌機と比べると混合時間は最高 50%に短縮できます。

アプリケーションに合わせて基本ユニットを別のモジュールに短時間で交換することができます。


モジュール DISPAX-REACTOR® DR は、magic LAB® を微細化のためのマルチステージ・高容量分散機に変えることができます。 一般的に、モジュールDRはたった1パスで非常にシャープな粒径分布を持った微分散を達成することができます。 そのため、エマルションやサスペンションの長期に亘る安定性にとって前提条件である最適な均一性が確約できます。

モジュールCMSは固液混合に使用されます。循環プロセスで粉体による液体の増粘に理想的です。 粉体インレット部に負圧を作り出しますので、機械のミキシングチャンバーへ直接吸引できます。 素早く、粉塵及びダマのないウェッティング及び効率の良い均一混合ができます。

モジュール MHDは、粉体の液体への連続混合・分散用です。 固体と液体の混合割合は、容量、若しくは重量でコントロールされます。 製品特性に依りますが、取り扱える粘度は最大 50 Pas、または固形分最大濃度 80% が1パスで達成できます。

モジュール・コロイドミル MK 及びコーンミル MKO は、硬い顆粒等の湿式微粉砕、または微細なエマルジョン、及び仕上げの分散などに使用されます。 MKモジュールは表面に歯の溝がある円錐状のローターとステーターから成ります。 ローターとステーターのクリアランス、即ち粉砕ギャップを調節することにより製品に対する摩擦及び流量を変えることができますので、得られる粒子径をコントロールすることが可能です。 MKOモジュールもMKと同じ原理ですが、MKよりも処理面積が広く、耐摩耗処理(タングステンカーバイドの溶射)が施されています。 そのため、更に強い摩擦により微粒子化が可能になっています。

モジュール ULTRA-TURRAX® UTCにより、magic LAB® をバッチ式ホモジナイザーとして使用することも可能です。(但しスタンドが必要) シングルステージ、マルチステージインライン分散機、またはコーンミル、コロイドミル搭載のmagic LAB® をマイクロプラントに拡張することができます。 レシピーやプロセス開発及び最適なツールの決定のためのソリューションです。 スピード、シェアレート、温度、圧力及び時間等の各種プロセスパラメーターを最適化することができます。

マイクロプラントには2つのバージョンがあります。: 1 L マイクロプラントはジャケットなしのオープンホッパー付で、2 Lマイクロプラントはジャケット付ホッパーですので冷却または加熱ができます。 更に、2 Lマイクロプラントには加圧/真空操作用のオプションもあります。 そのフレキシビリティのためにどちらも循環配管及び3方弁が付属しており、循環操作及び1パス操作ができます。

連続運転時のmagic LAB® は最大温度 80℃、最大操作圧 2.5 barです。 短時間であれば、最大 120℃まで可能です。 ドライブは 900 Wで、基本ユニットUTLモジュールは最大 26,000 rpm時に最大 130 L/hの流量が得られます。

magic LAB® に通信ケーブルで接続された操作パネルで、スピード設定及び表示、トルク及び温度表示ができます。 ソフトウェア labworldsoft®を使用すれば、magic LAB® をPCからコントロールすることができます。

magic LAB® には専用キャリーケースが付属します。インバーターが内蔵され、本体と操作パネルを収納するスペース及び各種モジュールをきちんと納められる引き出しがあり、キャスター及び伸縮ハンドルで簡単に移動することができます。

◆magic LAB®の利点
  • フレキシビリティ及び扱い易さ: 1台で多くのアプリケーションやプロセスの多様性に適応
  • 最大40 m/sの周速度、即ち高いエネルギー投入により最適な混合、分散及び湿式粉砕が得られる
  • すべてのモジュールの簡単な加熱または冷却
  • 2000シリーズ・インライン装置により、ラボから生産規模まで製品品質を保ちながらシームレスにプロセスの移行ができる
  • 容易で迅速なモジュール交換、及び完全なプラントへの変換
  • magic LAB® コントローラーを介したユーザーフレンドリーな操作
  • 実用性の高い移動・保管パッケージング

詳しくは製品カタログをご確認ください。


パイロットプラント
IKAのパイロット装置は、ラボスケールと生産スケールとを結びつけます。 少量から大容量まで対応できる機器シリーズを提供することにより、製品開発から大量生産までのシームレスな移行が保証されます。

magic LAB、LABOR-PILOT及びPROCESS-PILOTは、製品レシピ及びプロセスパラメーターの最適化に完璧に適応します。 これらのパイロット装置は、流量の多い類似のIKAインライン機と同じ単位量当たりのエネルギー投入量が得られます。 粗分散及びファイン分散製造、粉体のダマや粉塵のない液体への混合、及び均一混合ができます。 生産機と同様のラボ及びパイロットプラントが構築できる多くのアクセサリーがあります。

IKAのパイロットMaster Plantシステムは、10, 25及び 50 Lのパッチ容量があり、混合、分散、効果的な粉体及び液体添加剤の吸引混合ができるようにデザインされています。 プラントは特に高粘度(最大 100,000 mPas)の製品のために開発されました。 Master Plantシステムにより、高品質なエマルション及びサスペンションが製造でき、短時間で脱泡も行えます。


◆IKAジャパン プロセス機器 用途
ミキシング 攪拌 分散 固形物/液体 攪拌 湿式粉砕
乳化 エマルジョン 乾燥 乾式粉砕

◆IKAジャパン プロセス機器 産業別
製薬 化学 食品 化粧品 顔料


◆IKAジャパンの製品ラインナップ
【プロセス機器】
インライン分散機 DISPAX-REACTOR DR
インライン分散機 コーンミル MKO
固液混合機 MHD(連続)
バッチ分散機 ULTRA-TURRAX UTC
プロセスプラント スタンダードプラント SPP
パイロットプラント magic LAB
【ラボ機】
マグネットスターラー RCT ベーシック
攪拌機 EUROSTAR 60 control
シェーカー ROLLER 6 digital
シェーカー MS3 デジタル
ホモジナイザー(分散機) T 25 digital ULTRA-TURRAX
ミル Tube Mill control
ブロックヒーター Dry Block Heater 4
ホットプレート C-mag HP7
サーモスタット HBC 5 control
ロータリーエバポレーター RV 8 V
ラボリアクター LR 1000 control
ラボラトリーソフトウェア Labworldsoft
カロリーメーター C 1
カロリーメーター C 6000 global standards