製品詳細
IKAジャパン株式会社
固液混合機 MHD(連続)
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混合装置
固体(粉体、顆粒)と液体を混合
完全連続生産プロセスに
MHD 2000混合装置は大量生産のアプリケーションに適しています。液体と固体(粉体、または顆粒)は連続的にダストフリーで混合されます。混合される製品は連続比例投入され、プレミックスされた後分散が行われ、最終製品が出来上がります。定量供給のための装置が必要になりますが、タンク容量は非常に小さくて済みます。また、他の高価な大型混合装置を追加して使用する必要がありません。さらに、MHDは生産ラインにフレキシブルに対応し、また品質の安定した製品を提供します。
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特許取得の IKA MHD 2000 (混合-ホモジナイジング-分散)システムは、固体(粉体、顆粒)と液体を混合するためにデザインされました。 主に完全連続生産プロセスに使用されます。 特に、下記のプロセス上の要求事項が一つでもあれば適しています。 |
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- 1パス処理が必要
- 1パスで高い固形分濃度(最大80%まで)が必要
- 混合後直ちに反応が始まる
- 液相が既に高粘度
- ミキシングプロセスでのエネルギー投入量をできるだけ少なくしなければならない
- 固体が顆粒で機械的に破壊及び混合しなければならない
- エアーの混入を最小限にしなければならない
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MHD 2000 には横側に2個の液体接続口と上部に1個の固体接続口があります。 液相は通常上側のインレットから定量ポンプまたは加圧供給システムにより供給されます。 液体はMHD内の同心ドラムに沿って広がり、複数の穴からプレミキシング・チャンバーに供給されます。 固体は、粉体供給装置(スクリューフィーダー、ロータリーフィーダー等)により上からシュートを介してプレミキシング・チャンバーに供給されます。 ドライ供給セクション及びウェット予備混合チャンバーとはフィードスクリューにて別けられています。 液体と固体は所定の割合で予備混合チャンバーにて接触します。 予備混合チャンパーを出ると直ちにハイシェアーのローター/ステーターシステムにより分散され、高品質、凝集のない製品が1パスで得られます。 混合物はユニットの最も低い位置にある液体アウトレットから排出されます。
このユニークなウェッティング方法は、ベンチュリの原理に基づいた固液混合において起きるエアー混入を最小限に抑えるために開発されました。
MHD の処理量は供給システムで設定されます。 要求されるエネルギー、即ち混合度合いは、スピード及びツールの組合せによります。 タンクや保管容器に充填するようなシンプルなプロセスでは、通常は容積式の供給システムで十分です。 完全な連続プロセスでは、ハイレベルな精度が必要ですので、液体には量をコントロールする供給ポンプが、固体には重量式供給システムが使用されます。 一般に 0.5% 以下の精度が得られます。
MHD 2000混合システムは8種類のサイズがありますので、処理量 60 から 40,000 l/hの範囲で対応可能です。 すべてのサイズでローター周速度が同じですので、信頼のおけるスケールアップが得られます。
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- ひとつの機械で3つのプロセスステップ: ミキシング / ホモジナイジング / ディスパージング
- 完全な連続操作
- 高い固形分濃度が1パスで可能 (最大 80%、但し、製品に依る)
- プロセスに応じた各種ミキシングツール
- 3段の分散レベルを組み込むことにより、最もファインな粒子径が得られる
- 湿式粉砕プロセスに適している
- 固体の輸送による追加のエアー噛みがない
- 高粘度にも対応
- ダスト及び溶剤放出を防ぐ密閉システム
- 粒子毎のウェッティングにより凝集防止
- まとめて取り扱うので原材料のロスがない
- 生産時間の大幅な短縮
- 原材料の破壊により投入要求の減少
- コンパクトデザイン
- MHDラボ機から生産機へのスケールアップが容易
- EHEDG (European Hygienic Engineering and Design Group)ガイドライン準拠
- CIP/SIP対応
- すべての接液部は 316L / 316Ti ステンレススティール
- 3Aサニタリー認証
- ATEX 95ガイドライン準拠及び国産防爆仕様も可能
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詳しくは製品カタログをご確認ください。 |
固液混合機 |
IKAインライン・パウダーウェッティング及び分散装置は、各種粉体又は顆粒の液体への短時間で凝集物のない湿潤処理及び分散が行えます。 これらの装置には次の利点があります。 |
- ダスト及び溶剤の放出がない
- 凝集及び凝結を防ぐ
- 生産時間の短縮
- 改善された安定した混合物の品質
- 原材料の効率的な使用
- 容易でフェイルセーフな取り扱い
- 自動化が可能
- ラボスケールから生産規模への信頼の置けるスケールアップが可能
- コンパクトデザインによる所要スペースの最少化
- 食品及び医薬品製造にも対応
- 据付及び既存設備への組み込みが容易
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