製品詳細
IKAジャパン株式会社
インライン分散機 DISPAX-REACTOR DR
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分散装置
3ステージ・ハイシェアー・インライン分散機
マクロエマルジョンとより細かなサスペンション液の生産用3段階の高せん断分散装置。直列に並んだ3つのジェネレータ(ロータ+ステータ)によって狭い粒度分布、細かい乳化液粒と粒子サイズを保証し、長期間安定した混合物を生成します。ジェネレータは容易に交換可能で、アプリケーションに応じて適切なロータ、ステータを組合わせることができます。
装置は全てのサイズにおいて同じ周速度、せん断力で作動するためスケールアップが正確に行われます。ドライブと温度、圧力、粘度などのプロセスパラメータはウルトラタラックスと同等です。CIP/SIPに対応したサニタリー仕様も可能で、これは特に食品、医薬品の製造に有用です。
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IKA DISPAX-REACTOR® DR 2000は、非常にファインなエマルション及びサスペンションの製造に使用される3ステージ・ハイシェアー・インライン分散機です。 チャンバー内に発生するせん断力が、モノマー及び高分子素材に劇的な質量移動の増加及び溶解速度の加速を作り出します。 3段のローター/ステーター(ジェネレーター)により、微細な液滴または粒子サイズ、及びシャープな分布が得られます。 このプロセスが、特にエマルションの場合、1パスで混合物の長い安定性をもたらします。
DISPAX-REACTOR®インライン装置は、よく知られたULTRA-TURRAX® UTC及びUTLと同様に、シェアーの原理を使っています。 ミキシングチャンバー内の容量が最小限のため製品に対するシェアーが一定です。
断続プロセスの場合インライン機DRは、予備混合物が入ったバッチタンク、または反応器に設置することができます。 混合物が分散機を通過する際に最適にホモジナイジングされます。
連続プロセスの場合混合される組成分は所定の量で機械のインレットに供給されます。 ここで、組成分は機械内部で完全に混合、分散、またはホモジナイジングされ、アウトレットから排出されます。
DISPAX-REACTOR® DRを多様なアプリケーションの要求に対応させるために、IKAでは各種ジェネレーターを取り揃えています。 標準のローター/ステーター(ジェネレーター)の組合せは、粗い、ミディアム、ファインタイプとなります。 この組合せにより、1パスで最適な分散結果と共に微粒子化が行えます。
ハイシェアー分散機DISPAX-REACTOR® DR 2000は、8種類のサイズがあります。 処理量は水の場合で、約80(DR 2000/03)から最大 125,000 L/h(DR 2000/50)です。 すべてのサイズでローターの周速度は同じですので、信頼のおけるスケールアップが行えます。 |
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◆DISPAX-REACTOR® DR 2000 の利点 |
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- 頑丈なデザイン、即ち、長いサービスライフ
- 改善された分散性能
- 粉砕シェアーレートをカスタマイズできる各種分散ツール
- ベルトドライブによるシンプルなスピード調整
- ラボDRで開発したプロセスを生産規模のDRへのスケールアップが容易
- 耐摩耗材質を使った高い品質のシール
- 高い品質の表面仕上げ
- セルフドレイン、CIP及びSIP対応
- すべての接液部はステンレス316L/316Ti 製
- オプションでその他の材質及び仕上げが可能
- 最大16 barの加圧操作が可能
- 低いノイズレベル
- EHEDG(European Hygienic Engineering and Design Group)ガイドラインに準拠
- 3A-サニタリー適合及び認定
- オプションで医薬対応バージョンが可能
- ATEX 95ガイドライン準拠の防爆仕様も対応可能
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詳しくは製品カタログをご確認ください。 |
インライン分散機 |
IKAは連続ミキシングプロセス開発の最先端にいます。 IKAインライン装置の利点には、少ないパス回数及び比較的低コストで得られる改善された製品品質及びより良い安定性が上げられます。
分散は最少のボリュームでミキシングチャンバー内で行われます。 そのため、ミキシングエネルギーの投入が最も効率よい状態で、特別に開発されたローター/ステーター・ツールにより行われます。 そのため、常に再現性のある粒径が狭い分布で得られます。
IKAインライン装置は、粗乳化やファインエマルションの製造、並びにサスペンション、湿式粉砕、及びホモジナイジングに対する多くの先進ミキシングソリューションを提供します。
IKAインライン装置は、8種類の機器サイズがあり、小スケールのラボサンプルから大スケールの生産用アプリケーションまで対応できます。 すべてのIKAインラインミキサーはベルトドライブシステムで駆動され、そのシリーズすべての装置で同じ周速度が維持できるため、スケールアップが可能になっています。
小スケールのIKAインライン装置 magic LAB、LABOR-PILOT及びPROCESS-PILOTは、ラボ及びパイロットプラント用に特に開発されました。 これらの装置は、ユニークなデザインのドライブユニット、7種類の交換可能なモジュール、連続及びバッチプロセス、または循環システムに必要なアクセサリーを持っていることが特徴です。 |
IKAシリーズ2000インライン装置の更なる利点:
- 低い騒音レベル
- 改善されたポンピング、ミキシング及び分散性能
- ベルトドライブによるシンプルな速度調整
- 縦型によるセルフドレイン
- カートリッジデザインで耐腐食材質によりメンテナンスが容易な高品質シールシステム
- FDA / EHEDG サニタリー仕様に対応した高品質な表面仕上げ
- すべての装置がCIP/SIP対応
- 省スペース
- 防爆対応(オプション)
- 更に高品質な表面仕上げ及び特殊材質対応(オプション)
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湿式粉砕、微粉砕ができる
高性能のインライン・コーンミル |
IKA MKO 2000は、硬くて粒状または結晶材料の湿式粉砕及び微粉砕ができる高性能のインライン・コーンミルです。MKO 2000はサスペンションの解砕に特に適しています。 素晴らしい分散性能によりIKAコーンミル MKO 2000は、1パスで狭い粒径分布が必要とされる連続プロセスに使用されます。 1パスでは難しい場合は、循環処理されます。 |
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