高速ゲートI.I.ユニットは、I.I.と高速ゲート動作回路を一体化したコンパクトなヘッド部と、リモートコントローラからなる撮像ユニットです。紫外域から近赤外域まで広い感度波長範囲を有しています。
ICCDカメラはイメージ増強機能および高速シャッタ機能を持つI.I.を採用することにより、様々な高速現象の高感度・高時間分解画像計測が可能です。

■高速現象の「瞬間像」を捕らえる
高速ゲートI.I.ユニットは、「ゲート動作(シャッタ動作)」により高速現象の極めて短時間の「瞬間像」を捕らえることができます。最小3億分の1秒(3ns)のゲートが可能です。ゲート動作をレーザ、他の装置を同期させることにより、計測時間以外の背景光や励起光の除去が必要です。
■微弱(弱い)光を観察する
ゲートI.I.ユニットは内部にて映像増強機能を有しており、目には見えない微弱な光も映像化することができます。また、ゲート時間が短くなると光量が少なくなりますので、映像増強機能が必要となります。測定対象により映像増強度の異なるマイクロチャンネルプレート(MCP)1段タイプと2段タイプを用意しております。
■紫外域または赤外域を観察する
ゲートI.I.ユニットに内蔵されているイメージインテンシファイアの感度波長範囲により、紫外～赤外までご希望の波長のイメージングが可能です。