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株式会社AndTech

『自動車のEMC対策』

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静電気/ノイズ対策 組立装置 磁気 検出/測定装置 試験装置 一般装置 材料組立 ウェーハ基板 材料試験 構成要素/部品 その他 電子/半導体材料 メカトロニクス MEMS その他 計測/試験/検査/分析

発行年月 2008 年6月

【書籍紹介】
自動車におけるEMC設計について、まとめられた貴重な技術書。数多く読まれています。

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株式会社AndTech

【所在地】〒214-0032神奈川県川崎市多摩区枡形6丁目16番17501号

【電話番号】050-3538-1954 【FAX番号】050-3658-0119

【URL】http://www.techzone.jp/


『自動車のEMC対策』

書籍概要


番 号
WS260

著者
 
株式会社アイキャスト 遠矢 弘 氏ほか
対象 自動車、EMC関連技術者
出版社
株 式会社トリケップス 
発行年月
2008年6月16日
在庫 要確認
定価
52,290円(税込)

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【執筆者】

遠矢 弘和 株式会社アイキャスト 代表取締役社
長重松浩一 アンソフト・ジャパン株式会社 シニア・アプリケーション・エンジニア
針谷 栄蔵 社団法人関西電子工業振興センター 生駒試験所 所長
正岡 賢治 社団法人関西電子工業振興センター 計測技術グループ ゼネラルマネージャー
峯松 育弥 社団法人関西電子工業振興センター 計測技術グループ 第2セクション セクションマネージャー
久保 崇将 社団法人関西電子工業振興センター 計測技術グループ 第2セクション 主任技師
城ノ口秀樹 株式会社東芝 自動車技術システム開発センター 参事
馬淵 雄一 株式会社日立製作所 日立研究所 モータイノベーションセンター 電気先端工学ユニット
梅村 昌生 TDK株式会社 テクノロジーグループ アプリケーションセンター 課長
山本 俊秀 株式会社村田製作所 コンポーネント事業本部 EMI事業部 商品開発部 専任課長


第1章 自動車におけるEMC設計の基礎


1.はじめに
2.半導体とEMC問題
2.1 半導体技術の現状
2.2 インターコネクト設計の現状
3.本章に関係する物理学および電磁気学の概要
4.ディジタル回路設計に関係する回路理論と物理学・電磁気学との関係
4.1 交流回路理論と電磁気学の関係
4.2 伝送線路理論と電磁気学の関係
4.3 コンデンサと電磁気学の関係
5.ディジタル回路の設計および解析における問題点
6.ディジタル回路のEMC問題を解消する孤立電磁波(SEMW)コンセプト
6.1 非線形波動理論
6.2 孤立電磁波コンセプト
6.3 孤立電磁波の発生と伝搬
6.4 孤立電磁波コンセプトによる新しいディジタル回路の各部の機能定義
7.低インピーダンス損失線路(LILL)技術
7.1 オンチップLILL技術
7.2 オンボード用のミニバスLILL(MB-LILL)技術
8.おわりに

第2章 自動車のEMC解析と支援ツール


1.はじめに
2.EMCにおける電磁界の基礎
2.1 ノイズ問題の三大要素
2.2 ノーマル電流とコモン電流
3.制御基板のノイズ解析
3.1 基板のモデル化
3.2 制御基板上のノーマルモード電流とコモンモード電流
3.3 基板の電気特性抽出
3.4 回路シミュレーションによるノイズ解析
3.5 制御基板プレートの有無の比較
4.シールドボックスの耐ノイズ性解析と車体のEMC解析技術
4.1 解析の概要
4.2 シールドボックス周辺の電解分布
4.3 車体のEMC解析
5.ケーブルのモデリング技術
5.1 集中定数(周波数依存無し)階層構造のケーブルモデル
5.2 集中定数(周波数依存有り)回路で定義されたモデル
5.3 集中定数(周波数依存有り)のケーブルモデル
6.まとめ

第3章 自動車のEMC規格と試験法


1.はじめに
2.EMC規制の変遷
3.コンポーネント(車載搭載電子機器)のEMC規制
4.試験内容
5.コンポーネントEMCに関する共通試験条件
5.1 配置条件
5.2 動作条件
6.エミッションの試験方法
6.1 CISPR25における試験方法注意点
6.2 ISO7637-2伝導エミッション
7.イミュニティの試験方法
7.1 判定基準
7.2 イミュニティ試験における一般要求事項
7.3 ISO11452-2(アンテナ照射イミュニティ試験)
7.4 ISO11452-3(TEM CELLによる放射電磁界イミュニティ試験)
7.5 ISO11452-4(BCIイミュニティ試験)
7.6 ISO7637-2(伝導トランジェントイミュニティ)
8.今後の展開について

第4章 車載用モータ/システムとEMC


1.車載用モータの動向
2.車載機器のEMC
3.EMC評価技術
3.1 電波暗室
4.アプリケーション面からのEMC設計
4.1 エミッション
4.2 イミュニティ
5.車載充電器のEMC(電源高調波)対策
5.1 整流回路と高調波電流

第5章 車載機器用半導体に関するEMI対策


1.車載半導体機器とラジオノイズ問題
2.EMC設計に向けた取り組み
2.1 不要電磁放射の発生とコモン・モード電流の関係
2.2 マイコン動作で発生するコモン・モード電流の特徴
2.3 半導体チップ、PKG、ボードでの対策の重要性
3.実装ボード、パッケージにおけるEMC対策
3.1 実装ボードレベルでの対策
3.2 パッケージレベルでの対策
4.本章のまとめ

第6章 車載電子機器用高速インタフェースのEMC対策


1.自動車用高速インタフェースの種類
1.1 主な高速インタフェース
2.差動伝送とは?
3.コモンモードフィルタはどのように差動信号のノイズを抑えるのか?

第7章 車載電子機器用EMC対策部品


1.部品を用いた車載電子機器のEMC対策
1.1 車載電子機器のEMC問題
1.2 電子機器のEMC対策の考え方
1.3 EMIフィルタの構成
1.4 高周波に対するEMIフィルタの特性
2.車載電子機器用EMC対策部品
2.1 3端子コンデンサ
2.2 フェライトビーズ
2.3 LC複合EMIフィルタ
2.4 コモンモードチョークコイル
3.EMC対策部品の使用例
3.1 カーナビゲーションのノイズ障害
3.2 カーナビゲーションのノイズ対策モデル
3.3 入出力配線へのEMIフィルタの適用
3.4 差動伝送インタフェースに対するノイズ対策
3.5 デジタル回路のノイズ抑制
3.6 金属ケースによるシールド
4.まとめ