他社には真似の出来ない技術があります。

1.コイルストッパー機構
2.長寿命
3.高熱伝達率

ハイヒーターは、最高温度800℃までの温度域でクリーンな熱風を自由自在にコントロールが出来る安全設計の熱風ヒーターです。
発熱体には、高温仕様の特殊カンタル線を採用しており、高温熱風域での長時間連続使用が可能です。また、ヒーター巻線構造は、気体との接触面積を最大限に広げた構造になっておりますので、気体への熱伝達効率を90％近くに高める事が出来ます。
ハイベック製ハイヒーターの最大の特徴は「コイルストッパー」をヒーター内に採用しています。高温域での使用中のヒーターの発熱体は軟化しており、気体の流量が増加するとヒーターが前方に押し出される為ヒーターに悪影響を与えます。コイルストッパーはヒーターの形状変化を防ぎ、耐震性を高め、断線の原因となるヒーター先端部の異常昇温を最少限におさえる役目を果たしております。

■ハイヒーターの構造

ガラス管ストッパー機構
ハイヒーターを1軸、2軸ロボットに装着した時にヒーターを連続移動しますが、その際の振動によりステンレス管と石英管が接触しないように両管の間にステンレス板を挿入してあります。

コイルストッパー機構

吹き出し温度を高温域で使用している場合の、耐風圧、耐震性能アップするためにコイルと芯棒を固定しています。

ヒーター温度の監視穴

コイル負荷の度合を色温度により監視できます。ヒーター能力の最高限度で使っている事の目安は、コイルの色がエアー吹き出し口から3つ目までの穴が赤く、4つめの穴が黒い状態です。